脂肪は何のためにあるのか?その役割とは
脂肪が健康や美容に悪いものというイメージが先行していると思います。しかし、脂肪は体にとって大切な役割を果たしてくれる不可欠なものです。ダイエットの前にまずは脂肪というものを正しく理解しておきましょう。
体脂肪には2種類あります
体脂肪には2種類あり、本来はそれぞれの重要な役割を持っています。脂肪は食べ物がなくなった時にエネルギーとなります。人間がいざという時、水さえあれば 数日生きていられるのは脂肪があるからです。炭水化物、タンパク質と比べて エネルギー効率の良さは段違いです。
これら 3つの栄養素をそれぞれ1gずつ摂取した場合、炭水化物とタンパク質は4.1kcalなのに対して、脂質は 9.3 kcalもの エネルギーを得ることができます。つまり、少ない量で大量のエネルギーを体内に蓄えることができるのは、脂肪の大きな長所なのです。
脂肪のその他の機能
その他にも全身の細胞の一つ一つを包む成分になったり、生体活動をつかさどるホルモンや血圧、血液の凝固、免疫機能などを調節する物質の原料になったりもします。
また、ビタミンA、ビタミンEなどの吸収を助けるだけでなく、ビタミンDを体内で合成するものにも使用されています。
皮下組織の脂肪の役割
さらに脂肪の中でも、皮下組織は全身を覆うことで体を寒さから守り、体温の低下を防いでくれます。また、外部からの体への衝撃を和らげる役割も果たしているのです。
内臓周囲の内臓脂肪の役割
一方、内臓脂肪にも大切な役割があります。人間のお腹は大きな空洞になっていて、その中に 肝臓や胃腸などが詰まっています。しかし、人間は直立しているので何もしなければ、重力によって臓器が下に降り下がってしまいます。
内臓がしっかりと固定されていないと、胃下垂などの原因にもなり臓器が本来の機能を果たせなくなるのです。それを防ぐため、人間の体は 腸間膜や靭帯などで臓器を固定して、その隙間を内臓脂肪で埋めることで動かないようにしているのです。
このように、現代社会では悪者のように扱われている脂肪ですが、実は重要な役割を担っています。だからこそうまく付き合っていくことが大切なのです。しかし、脂肪の付きすぎは禁物です。
脂肪の役割のまとめ
◆共同の働き
エネルギーを蓄える様々な物質を分泌して生体機能を調節する細胞を包む膜、男性ホルモン、女性ホルモンの原料になるビタミンの吸収を促す
◆皮下脂肪の働き
防寒と体温の維持体への衝撃を和らげるビタミンDを合成する女性ホルモンを合成する
◆内臓脂肪の働き
内臓の位置を固定する内臓への衝撃を和らげる
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● 基本情報
店舗名 | イーバランス整体院 |
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名前 | 小林 尚之 |
住所 | 埼玉県志木市本町6-27-9 WJ・グリーンハイツ1F |
電話番号 | 048-211-5184 |
URL | https://e-balance-seitai.com/ |
営業時間 | 10:00~20:00 19:00最終受付 月火水土は19:00閉店 |
定休日 | 年中無休 |
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