【産後のお悩み④】妊娠中、授乳期の風邪薬・コーヒーやアルコールの摂取

目次
授乳期にかぜ薬やアレルギー薬を飲んで、母乳に影響しないか心配
生後2ヶ月の赤ちゃんいるママさんが、鼻水やくしゃみが止まらないため、耳鼻科を受診したところ、スギ花粉のアレルギーと言われたそうです。
できるだけ薬を飲まずに我慢するつもりだそうですが、症状が酷くなった場合は薬を使わなくてはならないと思ってるそうです。
母乳をあげている時に、花粉症を抑える薬を飲んでも大丈夫なのかと聞かれました。
また風邪をひきやすい体質なのですが、風邪薬はやはり母乳に影響があるのでしょうか?という相談がありました。

出産後の授乳中の薬の影響は?
花粉症に悩まされている方がとても多く、授乳中に薬を使っても構わないか?という質問を受けることもしばしばあります。
花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎の治療には、抗ヒスタミン剤の内服薬と、副腎皮質ステロイドホルモン剤を含む点鼻薬を併用するのが一般的だそうです。抗ヒスタミン剤の内服は、赤ちゃんにとって明らかに有害というデータはありません。
1日の哺乳量が500mml以上になるような時期は、内服薬の適用は避けて最小限にし、症状が特別ひどい時だけ服用するようにすれば、まず安心です。

点鼻薬は鼻への作用が主で、母乳中への移行については心配は要りません。
ですから、点鼻薬のみで症状が緩和できるのでしたら、常用量の範囲で使用を制限する必要はありません。
風邪薬についてもほぼ同様と言われています。2から3日風邪薬を飲んだからといって母乳を止める必要はないと言われています。
お母さんが服用した風邪薬は、ごく少量母乳に移行しますが、そのようでは赤ちゃんの健康に影響を及ぼすことはないと考えられています。
正しい総合感冒薬は、風邪そのものを治療する薬ではなく、あくまでも発熱、頭痛、鼻水といった症状の緩和が主な薬効ですから、症状の強い時に短期間使用すると、長引いたり、治りが良くならない時はお医者さんの診察を受けることが大切です。

また、薬の成分がどうしても気にかかる方は、葛根湯など漢方製剤を試してみるのも良いでしょう。花粉症対策としてはアレルギーの原因は何かを検査し、接触を避けるためにマスク することも有効的な方法です。
このような生活の上の工夫をして、薬の使用量をできるだけ減らすことも大切だと思われます。

妊娠中や授乳時期コーヒーやアルコールは母乳に影響があるの?

生後3ヶ月の赤ちゃんがいるママさんの話です。
旦那さんが仕事で忙しく、子供と向き合う毎日なので、赤ちゃんが眠った後に、コーヒーやアルコールを飲むのが、大切なストレス解消の時間になっています。
でも、コーヒーやアルコールを飲んでいると母乳の成分に影響があるのか心配ですという相談です。

コーヒーのカフェインとお酒のアルコールは母乳中に移行します!
お酒類に含まれるアルコールやコーヒーなどのカフェインは、吸収されて血液中に入ります。
母乳は乳腺で血液を元にして作られるので、これらの物質も母乳中に移行します。
研究や調査から、母体が摂取したアルコールやカフェインのうち、約2%前後が母乳に移行することが知られています。
ただし、これは赤ちゃんの体重がお母さんの1/10くらいであることを考えると、赤ちゃんにとっては少ない量とは言えません。
これらの物質が、赤ちゃんの「身体的」「精神的」な発達に及ぼす障害や影響について、明らかなデータはありませんが、妊娠中の大量の飲酒に関しては、胎児アルコール症候群(生まれた子供に奇形、発育障害、中枢神経障害などの異常をきたす)の存在が知られていますから、授乳中も十分な注意は必要でしょう。

授乳中でもアルコールはちょっとだけなら飲んでもいいの?

アルコールは少量であれば良いのではという気持ちになりますが、「一定量以下であれば安全」というデータはありません。
コーヒーは全くダメというほどではありませんが、ごく薄いものをに一杯程度と「量」や「回数」ともに控えめにするのがいいということです。
ストレス解消に嗜好品を役立てることは有効ですから、ハーブティーなどアルコール以外のものを飲んでみてはいいのではないでしょうか?忙しいい育児の気持ちも「ほっと」させてくれるでしょう!
体力に多少余裕があれば、ウオーキングやジョギング、筋トレやストレッチで、コーヒーや飲酒の思考を転移するのもいいでしょう。産後の増えた体重の為や妊娠中に落ちた体力改善にも役立つと思います。
自分の気持ちや体も大切ですが、生まれたばかりの赤ちゃんの、身体や発育を優先的に生活してみれば自ずと答えは見えてくるはずです。


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